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MF武田英寿が待望の浦和初ゴール!!「自分自身、思いも入っていた」…浦和、鳥取に5発快勝でルヴァン杯3回戦へ

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浦和レッズが5発快勝で3回戦へ

[4.24 ルヴァン杯1stラウンド2回戦 鳥取 2-5 浦和 Axis]

 ルヴァン杯は24日、1stラウンド2回戦を開催し、Axisバードスタジアムではガイナーレ鳥取(J3)と対戦した浦和レッズ(J1)が5-2の勝利を収めた。浦和は5月22日の3回戦で、J1の磐田を下した長崎(J2)と対戦する。

 両チームは2回戦から登場。鳥取は今季のJ3リーグで3勝4分け3敗の勝ち点13で10位、浦和はJ1リーグで3勝2分け4敗の勝ち点11で12位につけている。

 試合開始早々の前半13分に試合を動かしたのはアウェーの浦和だった。FW前田直輝のパスから右サイドを駆け上がったDF石原広教が折り返すと、MF武田英寿が右足で合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。武田にとって浦和初ゴールとなった。

 さらに16分には右サイドでボールを受けた前田が仕掛け、PA内でDF丸山壮大のファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを務めたFWチアゴ・サンタナがきっちりネットを揺らし、浦和がリードを2点差に広げた。しかし、35分に鳥取が1点を返す。左サイドからPA内に侵入したMF小澤秀充が粘って仕掛けると、こぼれ球を逆サイドから走り込んだDF田中恵太が右足のシュートで豪快に突き刺した。

 2-1のまま後半を迎えると、7分、武田が蹴り出したCKの流れから最後はMF伊藤敦樹が右足のシュートをねじ込み、浦和が突き放す。さらに10分にはT・サンタナのシュートのこぼれ球をMF中島翔哉がヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアは4-1となった。

 19分には右サイドから田中が送ったクロスをファーサイドのMF松木駿之介が打点の高いヘディングで叩き込み、鳥取が1点を返すも、反撃はここまで。45+3分には中島が自身2点目を決め、浦和が5-2の勝利を収めた。

 嬉しい初ゴールとなった――。20年に青森山田高から浦和に加入した武田だが、21年途中から琉球、22年は大宮、23年は水戸への育成型期限付き移籍を経験してきた。今季、2年半ぶりに浦和に戻ってくると、復帰後初出場となった鳥取戦で浦和初ゴールとなる先制点と結果を残した。試合後のフラッシュインタビューで「ちょっと当たり損ねたけど、しっかり枠に飛んでゴールに入って良かった。自分自身、思いも入っていた」と振り返った。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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