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「新潟・平井」がV弾となる初ゴール!神戸は公式戦6連敗

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[4.18 ナ杯第3節 新潟1-0神戸 東北電ス]

 ナビスコ杯グループリーグB組第3節、アルビレックス新潟ヴィッセル神戸戦はFW平井将生の移籍後初ゴールによって新潟が1-0で勝利。2勝1敗とした。一方の神戸は公式戦6戦連続無得点で同6連敗となった。

 新潟期待のストライカー、平井の移籍後初ゴールが決勝点となった。前半27分、新潟はFW矢野貴章とのコンビで右サイドを抜け出したDF内田潤がPAまで切れ込んでシュート。これはDFにブロックされ、こぼれ球に走りこんだMF金永根の右足シュートもDFに当たったが、オフサイドギリギリで動き直した平井が右足で先制ゴールを押し込んだ。

 チームが1-0で勝利した14日のJ1第6節・C大阪戦では移籍後初めて出場機会がなかった。だが、先発復帰したこの試合では値千金の一撃に加えて後半11分には左サイドから矢野へ決定的なラストパスを通すなど、前線で存在感。G大阪時代の10年にJ1で14ゴールをたたき出しているFWのこれからの巻き返しに期待が高まる。また、チームはC大阪戦から先発8人を入れ替えながらも内田、矢野、MF小谷野顕治が右サイドから効果的な攻撃を見せるなど内容ある勝利。黒崎久志監督も試合後のインタビューで「自分たちのやるサッカーを理解してくれて一人ひとりが役割をこなしてくれた」と納得の表情を見せていた。

 一方の神戸は前半にFW大久保嘉人とMF橋本英郎の連係からFW森岡亮太が右足シュートを放ち、後半終了間際には新潟GK東口順昭のビッグセーブに阻まれたものの、MF小川慶治朗がゴール正面から決定的な右足シュートへ持ち込むなどチャンスをつくった。和田昌裕監督は「ボールは良く動いていたと思うし、チャンスを作れていたと思う。最後決定力で差がついてしまった」と残念がっていたが、表情は前向き。怪我で出遅れていた期待のFW田代有三が今季初めてベンチ入りし、後半から45分間プレーするなど戦力も揃ってきているだけに、21日のJ1柏戦(ホーム)で今度こそ悪い流れを止める。 


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