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試合後には悔し涙…リオ五輪アルジェリア代表GK痛恨“クロスバーぶら下がり失点”

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 4日に行われたリオデジャネイロ五輪サッカー競技男子のホンジュラス代表戦で、アルジェリア代表GKファリド・シャール(22)が見せた痛恨のミスが敗戦に繋がってしまった。

 前半13分に先制を許したアルジェリアは、同33分、CKから再びピンチを迎える。DFがエリア外にボールを弾き出すが、クリアボールを拾われると、ゴール前のPAに入ったあたりからDFマルセロ・ペレイラにヘディングシュートを許す。

 シュートはゴールに向かうが、防ぎにいったはずのファリド・シャールはボールがクロスバーを越えると思ったのか、はたまた空振ったのか、クロスバーにぶら下がるようにしてボールを見送ってしまう。

 しかし無情にもボールは枠内に飛び、そのままゴールラインを割る。必死にかき出そうとしたが、時すでに遅し。ホンジュラスの貴重な追加点になった。このプレーは動画がSNSを通じて拡散されるなど、大きな話題を集めている。

 試合は後半に入り、アルジェリアが後半23分に1点を返すが、同34分に3点目を失点。同40分に再び1点差に迫る粘りを見せたが、アルジェリアが2-3で敗れた。試合後には責任を感じ、悔しさのあまり涙を流すファリド・シャールをチームメイトが慰める姿が見られた。

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