元日本代表FW久保竜彦が現役復帰を果たした。広島県社会人リーグ1部の廿日市FCは28日、久保竜彦、MF桑原裕義、FW大木勉の元Jリーガー3選手を現役選手として迎え入れると発表した。クラブによると3選手は、すでに地元の若い選手たちとともに練習を再開しているのだという。来年度から開催される予定のJ3参入をめざし、切磋琢磨していくとしている。

　久保は1976年生まれの36歳。筑陽学園高(福岡)から95年に広島に入団。強烈な左足のシュートを武器にエースとして活躍し、03年からは横浜FMでプレーした。その後、横浜FCをへて08年に広島に復帰。10年からはJFLのツエーゲン金沢に所属していたが、11年シーズン限りで退団し、12年4月に現役引退を表明。引退後は廿日市スポーツクラブのコーチおよびアンバサダーに就任していた。