[09.17 高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)選手権1次ラウンド 東京Vユース 2-2 東海大五高 西が丘]

　プリンスリーグ九州優勝の東海大五高(福岡)とプリンスリーグ関東3位の東京Vユース(東京)との強豪対決は、2-2で引き分けた。
　先制したのは東京Vユース。前半6分、DF吉田啓祐主将(18)のミドルシュートで先制点を奪う。その後もU-17日本代表のMF河野広貴(17)を中心に再三決定機を作り出した。だが、東海大五高も東京Vユース以上にボールを支配し反撃。そして後半27分、MF松澤憲伸(17)の左FKをU-18日本代表FW清水航平(18)が頭で押し込み同点に追いついた。
　ここから両チームの攻撃はさらにスピードアップ。東京Vユースは37分、MF高木善朗(14)からボールをつなぎMF高橋祥平(15)が強烈な右足シュートを決めリードを奪う。だが、東海大五高は試合終了間際の43分、清水がドリブルで中央突破し、そのまま左足で同点ゴール。互いに得点力を見せ合った強豪対決は2-2で引き分けた。

(取材・文　吉田太郎)