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[全日本大学選手権]早稲田が13大会ぶり優勝!

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[1.13 第56回 全日本大学サッカー選手権大会 決勝 法政大0-2早稲田大 国立]

 第56回 全日本大学サッカー選手権大会 決勝が13日、東京・国立競技場で行われ、早稲田大が2-0で法政大を破り、13大会ぶり11回目の優勝を飾った。

 序盤は一進一退の展開が続き両チームともに得点はならなかったが、守備で勝る早稲田が徐々に攻勢に出た。
 そして0-0で迎えた後半5分、サイドチェンジのボールを受けた早稲田のMF松本怜(2年・青森山田高出身)が右サイドをドリブルで突破し、DFを引き付けてエリア左にパスを送る。そこにフリーで走りこんできた主将のMF兵藤慎剛(4年・国見高出身)が落ち着いてゴール右隅に決めて先制。同11分にはMF鈴木修人(4年・市立船橋高出身)が右CKからクロスを入れると、DF金守貴紀(4年・四日市中央工業高出身)が頭で左後方につなぎ、最後はファーサイドのDF藤森渉(4年・早稲田実業高出身)が右足でゴールに突き刺し、リードを広げた。
 その後、法政もFW土岐田洸平(4年・三菱養和SC出身)などのシュートでチャンスを迎えたが、決定力を欠き、早稲田のゴールを割ることはできなかった。

 清水ユースの監督に就任のため、今シーズン限りで早稲田の監督を辞める大榎克己監督は試合後、「全員が守備を意識を意識して、失点を抑えた」と、この日の勝因を語った。その原動力となったのは昨年の決勝戦での大敗だった。「昨年の決勝では駒澤に1-6で負けた。その悔しさを忘れずに1年間やってきた」と話した。

 また、大会表彰選手は以下の通り。

[最優秀選手]
兵藤慎剛
(早稲田大・4年)

[ベストGK]
伊藤 拓真
(早稲田大・3年)

[ベストDF]
金守 貴紀
(早稲田大・4年)

[ベストMF]
松本 怜
(早稲田大・2年)

[ベストFW]
市川 雅彦
(法政大学・4年)

<写真説明>表彰式で喜びを爆発させる早大イレブン。

(取材・文 武澤伸昭)

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