beacon

[大学選手権]明大の司令塔・山田が強行復帰

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.23 全日本大学選手権準々決勝 明治大1-1(PK4-2)鹿屋体育大 平塚]

 1回戦を負傷欠場した明治大のMF山田大記(3年)、FW久保裕一(3年)がともに途中出場で復帰を果たした。ただ、まだ本調子とはいかず、試合もPK戦にもつれ込んだことで、予定していた時間よりも長くプレーすることになったのは誤算だった。

 山田は延長後半に、負傷していた左足とは逆の右足をつった。「サッカーでつったことはないんですが…」と言うが、それだけ左足をかばいながらのプレーを強いられていたということだろう。

 2週間前に負傷し、完治まで3週間と言われていたが、今大会に間に合わせるため急ピッチでリハビリを進め、強行出場にこぎつけた。

 26日の準決勝・関西大戦もスーパーサブとしての起用が有力か。「ドリブルはできなくても、パスを散らして落ち着かせるようなプレーをしていきたい」と、できる範囲のプレーでチームの勝利に貢献するつもりだ。

<写真>後半11分から出場した明治大MF山田大記

(取材・文 西山紘平)

特設:大学選手権09

TOP