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[大学選手権]明大は両SBが決勝出場停止も司令塔が先発復帰か

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[12.26 全日本大学選手権準決勝 関西大0-2明治大 平塚]

 46年ぶりの決勝進出を果たした明治大だが、右サイドバックのDF鹿野崇史(3年)、左サイドバックのDF奥田大二郎(2年)が累積2枚目の警告を受け、決勝が出場停止となった。

 前半17分に警告を受けた鹿野は「(勝って)うれしいけど、複雑というか…。残念です。試合中はしょうがないと思っていたけど、終わってみると、国立でやりたかったなと」と悔しそうだったが、あとはチームメイトに託すしかない。

 神川明彦監督が「堅守を支えてくれた2人」と話すように、2人の欠場は痛い。この日、左ひざを痛めて途中交代したDF蛭田達也(4年)の状態次第では、4バックのうち3人が変わる可能性もある。

 ただ、決勝の1月6日まで10日間あるのは明治大にとって追い風だろう。蛭田の回復も待てるし、左足負傷の影響で準々決勝、準決勝と途中出場が続いているMF山田大記(3年)が先発に戻れる可能性もある。

 神川監督も「6日には確実に100%のコンディションに戻れる」と太鼓判を押した山田は「万全の状態で決勝に臨みたい。難しい試合になると思うけど、ゲームを決めるプレー、ゴールやアシストという点に直結するプレーを意識したい」と、これまでのうっ憤を晴らす大暴れを誓っていた。

<写真>この日も途中出場だった明治大MF山田大記。決勝では先発に戻れるか

(取材・文 西山紘平)

特設:大学選手権09

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