beacon

[総体]全国制覇の目標達成した東福岡SB小田「次は選手権を取って、自分らの代でも3連覇したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.9 全国高校総体決勝 東福岡高 1-1(PK6-5)市立船橋高 ノエスタ]

「県大会から全部の試合に出ていてチームに貢献することができて嬉しいです」。今大会、東福岡高のSB小田逸稀は四日市中央工高との初戦では左SB、決勝では右SBとしてプレーするなど、全国大会では全5試合でフル出場した。左右のSBをそん色なくこなし、守備では空中バランスの良さを活かしたヘディングや対人で強さを発揮。また攻撃面でも長い距離を走り切って上げる正確なクロス、ラストパスで存在感を放った。

 サガン鳥栖U-15唐津から「全国で優勝するために東福岡に来た」DFは決勝でも前半14分に右サイドを深く切れ込んで決定的なラストパス。また相手のサイド攻撃を食い止めると、PK戦では緊張感の高い5-5の場面で登場して、右足シュートを正確にゴール右隅へ沈めるなど技術の高さも示した。

 そして目標の全国優勝を2年生の夏に早くも達成。「もうクリアしてしまったけれど?」の問いに対し、「優勝したらまた次に目標ができるので、次は選手権を取って、自分らの代でも3連覇したいです」と新たな目標を達成することを誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2015

TOP