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[CL]“世界記録”王手のメッシ、消化試合に途中出場も負傷でピッチ去る

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、各地でグループリーグ第6節2日目を行った。すでに首位通過を決めているバルセロナ(スペイン)はホームでベンフィカ(ポルトガル)と対戦し、0-0で引き分けた。歴代年間最多得点記録まであと1点と迫っていたFWリオネル・メッシはベンチスタート。後半13分から途中出場したものの、後半40分に左膝を痛め、そのまま担架で運び出さるアクシデントが起きた。

 MFイニエスタ、MFシャビ、MFセスク、MFマスチェラーノ、DFジョルディ・アルバ、FWペドロがメンバー外となり、メッシ、DFピケ、GKビクトル・バルデスもベンチスタートと主力を温存してスタートしたバルセロナだが、序盤から2位確保を目指すベンフィカの勢いに押され、思わぬ苦戦を強いられた。

 なかなか決定的なチャンスをつくれず、高い位置からプレッシャーをかけるベンフィカに何度も決定機をつくられた。GKピントの好セーブもあり、前半を0-0で折り返すと、後半13分からメッシを投入する。欠場した11月28日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦・アラベス戦を除けば、出場試合では公式戦5試合連続で2得点を挙げており、公式戦6戦連発中のメッシ。この試合の前までに2012年の年間ゴール数を84得点とし、1972年に85ゴールを挙げた元ドイツ代表のゲルト・ミュラー氏が持つ歴代年間最多得点記録まであと1点と迫っていたが、まさかの事態が待っていた。

 後半40分、後方からのスルーパスに反応し、PA内に抜け出すと、ゴールを空けて飛び出してきた相手GKと接触。そのまま体勢を立て直し、左足でシュートを打ったが、これはGKにキャッチされ、メッシは苦悶の表情でピッチに倒れ込んだ。左膝を押さえ、顔を覆う。そのまま担架に乗せられたメッシはピッチから運び出された。消化試合で起きたまさかのアクシデント。試合はそのまま0-0で終えたが、試合結果以上にメッシの状態が心配される結末となった。


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