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[CL]メッシ負傷も、ビラノバ監督「もう一度やり直せても、同じ起用をする」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、各地でグループリーグ第6節2日目を行った。すでに首位通過を決めているバルセロナ(スペイン)はホームでベンフィカ(ポルトガル)と対戦し、0-0で引き分けた。歴代年間最多得点記録まであと1点と迫っていたFWリオネル・メッシはベンチスタート。後半13分から途中出場したものの、後半40分に左膝を痛め、そのまま担架で運び出さるアクシデントが起きた。

 試合後、バルセロナのティト・ビラノバ監督は、クラブの公式HPで「ベンフィカ戦で30分、プレーすることは、コンディション調整のためだった」と、メッシを送り出した理由を説明した。また、試合後のメッシの様子についても、こう語っている。

「少しナーバスになっていた。ケガがどれくらい深刻なのか、分からないからね。ヒザを打っただけだと思うが、これから検査を受けて状態を調べることになっている」

 メッシを起用したことについて、後悔はないと強調する。

「私たちは、30分間プレーさせることについて話し合った。彼は、プレー機会が与えられることを望む選手だ。みんなが話しているような、記録を更新することについては固執していない。もしそうであれば、アラべス戦でプレーし、さらに今日の試合も90分間出場していただろう。試合に出ることは、彼のフィジカルトレーニングの一部なんだ。ケガを怖れるなら、3-0になった試合はすべて、彼をベンチに下げる選択をするだろう。でも、そんなことはしてこなかった。もし、今日の試合をもう一度やり直せたとしても、私は同じ選択をするだろう。どの瞬間にケガをするかなんて分からない」

 バルセロナは決勝トーナメントに進出し、対戦する可能性があるのはポルト、アーセナル、ミラン、シャフタル、ガラタサライの5クラブのいずれかになった。だが、ビラノバは「どこが相手でも構わない。いずれにしても、ビッグチームが相手になることは変わらないからね。ラウンド・オブ・16は、常に難しいモノなんだ。私たちは自分たちがやらなければいけないことをやってきた。1位でグループリーグを終えたかったし、ホームで第2戦を戦えるという小さなアドバンテージを得ることに成功したんだ」と、1位通過に満足の様子だった。


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