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[CL]古巣相手に決勝弾のC・ロナウド「すごく変な感覚」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。レアル・マドリー(スペイン)は敵地で日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と対戦し、2-1で勝利した。2戦合計スコアを3-2としたレアルが、準々決勝進出を決めた。なお、香川はベンチスタートとなったが、最後まで出番は回ってこなかった。

 千両役者がけじめをつけた。マンUに先行を許したものの、MFナニの退場により、数的優位で戦えることとなったレアルは、後半21分にMFルカ・モドリッチのミドルシュートにより同点に追いつく。さらに直後の同24分、FWゴンサロ・イグアインのクロスをFWクリスティアーノ・ロナウドが押し込み、一気に逆転に成功した。

 古巣相手の決勝弾。公式サイトによると、試合後ロナウドは、「勝ったことはうれしいけど、ユナイテッドのことを思うと悲しくもある」。「すごく変な感覚。欲しいけど手に入らないというような。いつかレアル・マドリーを去る日が来たら同じように感じるだろうね。スポルティング・リスボンと対戦した時にも似たような気持ちになったから」と思いを打ち明けた。

 しかしロナウド自身はホームでの第1戦に続く、2試合連続得点で古巣を沈め、チームを8強入りに導いた。「ゴールを祝わなかったけど、心の中では喜んでいた。マンチェスターで過ごした6年の間に人々がくれた愛情を心の底からリスペクトしている」。ユナイテッドサポーターへの配慮も忘れなかったロナウドだが、「大事なことは勝つことだった。勝って8強入りするためにチームを助けるという自分の仕事をしたまで。。ベルナベウでゴールを決め、ここでも再び1点決めることが出来た」と素直に勝利も喜んだ。

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