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[CL]先制点を悔やむバルセロナ指揮官「あれでとどめを刺された」

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 バルセロナは1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準決勝第2レグでバイエルンに0-3で敗れ、今大会での敗退が決まった。ティト・ビラノバ監督は「バイエルンの決勝進出を祝福したい」と、ドイツ王者を称えた。

「今の彼らのレベルをまざまざと見せつけられた。最後まで我々をサポートしてくれたファンには感謝している。私のチームは最初から最後まで、恐れることなく立ち向かっていた。選手たちには下を向く必要はないと伝えたし、前半はうまく戦えていた。後半開始直後に奪われた1点のダメージが大きく、あれでとどめを刺されてしまった」

 そう肩を落とす指揮官は、相手への称賛を続ける。

「我々と比べれば、バイエルンはコンディション的に最高の状態で準決勝を迎えていた。相手はどの選手も調子がよく、そうではなかった我々とは対照的だ。うちはその部分において後れを取っていた上、多くの選手が離脱していた」

 この試合でFWリオネル・メッシを起用しなかったのは、メッシ本人の判断だったと明かす。「リオネル・メッシは状態が上向いたと感じ、(先週末に)ビルバオでプレーした。あの試合の終盤には違和感を覚えたようだが、負傷していた訳ではない。練習には参加したものの本調子ではなく、それではチームの力になれないと彼自身が判断した。メッシのような選手が欠ければ、もちろん大きな戦力ダウンは免れない」と、4年連続でバロンドールを受賞した名手不在の影響を認めた。

「もっとうまくやりたかったが、第1戦の結果が大きく響いた。しっかりとした準備もでき、(今季は)負傷していない選手たちがよくやってくれた。我々もレアル・マドリーもドイツ勢には決して引けをとらないが、今回の準決勝ではどちらも力が及ばなかった」と、敗戦を振り返っている。

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