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[CL]アッレグリ:「バロテッリはこれまで控えだった」

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バルサ戦ベンチスタートについて

 ミランは6日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でバルセロナと対戦し、敵地で1-3と敗れた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、FWマリオ・バロテッリを先発させなかった選択を擁護している。

 バロテッリをベンチスタートとしたミランは、FWリオネル・メッシのPKで先制を許すと、MFセルジ・ブスケッツに追加点を許す。前半終盤にオウンゴールで1点を返したものの、後半にもメッシに決定的な3点目を献上した。

 アッレグリ監督はバロテッリの起用について、試合後にイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「マリオは代表で胃腸炎やケガがあり、最近はパフォーマンスが冴えなかった。今日は前回の対戦と同じコンビ(ロビーニョとカカー)で臨みたかったんだ。後半からバロテッリを投入し、彼はよくやってくれた。マリオに対する期待が大きいのは当然だ。彼は成長しなければいけない。3日おきに戦うことに慣れなければ」

「彼はミランに来るまで、実質的に控え選手だった。インテルでは若かったし、マンチェスター・シティでも先発出場は少なかった。だから、心身ともに慣れなければいけないんだ。彼には素晴らしいクオリティーがある。今夜もいくつかの場面でそれを示した」

 アッレグリ監督は結果に落胆しながらも、パフォーマンスには一定の満足感を表している。

「選手たちの出来には満足している。もちろん、結果は残念だ。特に3点目はね。後半に追いつくチャンスが2、3回あった。パスの選択を間違えたんだ。前半はプレーを展開することができなかったと思う。チームはパーソナリティーと意欲も見せたと思うよ」

「この不振を抜け出すには? 勝つことだ。とてもシンプルだよ。サッカーで大事なのはそれだからだ。今日のパフォーマンスは自信にしなければいけない。日曜に重要な試合があることは分かっている。今日とはまた違う試合だ。バトルになるだろう。キエーヴォも勝ち点に飢えているからね」

 クラブ上層部の亀裂が騒がれるミランだが、アッレグリ監督はコメントをしないとしている。

「クラブのことに関心がないわけじゃない。だが、私が話さなければいけないことではないだろう。バロテッリのベンチスタート? フロントも知っていたことだよ。試合間には常に会長と連絡するし、今回も連絡をして伝えていた。監督は私だ。良いときも悪いときも、私が選ばなければいけない。私はチームのため、そしてバロテッリ本人のためにそれをする」


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