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[CL]守護神退場を語るベンゲル「ジャッジが試合を殺した」

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[2.19 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 アーセナル0-2バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、アーセナル(イングランド)はホームで前回王者のバイエルン(ドイツ)と対戦し、0-2の零封負けを喫した。第2戦はバイエルンのホームで3月11日に行われる。

 今試合では守護神の退場という憂き目にあったアーセナル。前半37分、クロースとのワンツーの形で飛び出したMFアリエン・ロッベンが浮き球を左足でトラップした直後にGKボイチェフ・シュチェスニと交錯した。これがシュチェスニのファウルとなり、PKの判定。シュチェスニにはレッドカードが提示された。

 試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「これはあらゆる国々でルールが異なる問題だと思っている。基本的にイタリアではこの手のファウルは退場だ。我々のキーパーは純粋にボールへ行っていたと私は思うし、彼は確かにロッベンに触れてはいるが、彼も大袈裟だったし、私は彼にそう言ったよ。残念ながらこの事が試合を完全に変えてしまい、試合を変えただけでなく殺してしまった。そこまではトップクオリティのゲームだったが、後半は中立な人々にとって退屈なものになってしまった。一方的だったよ。レフェリーのジャッジが試合を殺してしまったんだ」と不満をあらわにした。

「一晩中議論する事は出来ないし、レフェリーにそう言えるほど私も十分じゃない。もう一度見る必要はある。ボイチェフは判断を誤ったが、明らかにファウルする意図はなかったし、ボールへの判断を誤っただけだ」。指揮官は守護神をかばった。

 また、PKを獲得したロッベンについて問われると、「彼には十分な知恵と経験がある。全体的に今日のバイエルンは、多くの接触プレーを仕掛けて来たが、今日与えられたファウルの多くは、プレミアリーグでは与えられないファウルだ。だが、違うルールがある事を我々は受け入れなければならない」と話すにとどめた。


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