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[CL]王者と初戦ドロー、手ごたえ感じたモイーズ監督「チャンスは十分」

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[4.1 欧州CL準々決勝第1戦 マンチェスター・U1-1バイエルン]

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は2日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦、ホームでバイエルン(ドイツ)と対戦し、1-1で引き分けた。後半13分にDFネマニャ・ビディッチの得点でユナイテッドが先制したが、同22分にバイエルンはMFバスティアン・シュバインシュタイガーのゴールで同点に追いついた。ベンチスタートだった日本代表MF香川真司は後半開始と同時に出場。攻撃を活性化させ、昨季王者を苦しめた。

 リーグで見せるパフォーマンスが対照的なチーム同士とあって、戦前の予想ではバイエルン有利との見方が大多数を占めていた。ただ結果は1-1のドロー。ユナイテッドも十分勝ち上がりのチャンスを持って、敵地での第2戦に挑むことになった。

 デイビッド・モイーズ監督も試合後は満足げな様子で第1戦を振り返っている。『uefa.com』によると、モイーズ監督は「選手たちは非常にいいプレーをしてくれた。失点は少し残念だが、本当にいいパフォーマンスだった」と結果を残した選手たちを称えた。

 ユナイテッドが勝ち上がるためには第2戦で得点することが絶対条件となる。ただバイエルンもシュバインシュタイガー、ハビ・マルティネスといった主力を出場停止で欠くことになるため、準決勝進出の芽は十分に出てきている。

「得点が必要なことはわかっている。それについては何か手を打たなければならない。それでも、勝ち抜けの大きなチャンスを持ったまま次戦に臨める。可能性を残して第2戦に臨みたいと思っていたし、ミュンヘンで勝つチャンスは十分にある。この大会ではいいサッカーが出来ているし、次もベストなパフォーマンスが必要になる」

 第2戦は9日に行われる。

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