[3.17 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 モナコ0-2アーセナル]

　アーセナル(イングランド)は17日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦、敵地でモナコ(フランス)と対戦し、2-0で勝利した。しかしホームでの第1戦を1-3で落としていたことが響き、2戦合計3-3も、アウェーゴールの差で16強で姿を消した。

　またも壁を越えることは出来なかった。前半36分にFWオリビエ・ジルのゴールで先制したアーセナルは、後半34分にMFアーロン・ラムジーが追加点。しかし、あと1点が遠かった。

　5年連続の決勝T1回戦敗退、しかも第2戦で帳尻を合わせるかのように惜敗に持ち込み、敗退することがお家芸になってしまっている。『メトロ』によると、DFローラン・コシールニーは、「僕らは毎年同じことを言っている。僕らの最初の試合は破滅的だ。なんとか取り戻さなくてはいけない…。そして第2戦で良いサッカーをするんだ」と嘆いている。

　古巣に苦杯をなめることになったアーセン・ベンゲル監督。『uefa.com』によると、「あと少しだった。我々を倒したチームの健闘を祈っているよ」と強がるのが精一杯の様子。「モナコにはおめでとうと言いたいが、自分たちのやりたかったサッカーはできた。運に恵まれなかった」と落胆した。

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