ドルトムントは18日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでユベントスをホームに迎える。ユルゲン・クロップ監督は会見で、ユーベは「絶対に勝てない相手ではない」と語った。

　守備に長けているイメージが強いイタリア勢との対戦を「楽しみにしている」と話したクロップ監督。敵地でのファーストレグで1-2と敗れているため、ドルトムントは準々決勝進出のために当然勝利が必要となる。

「我々を待っているのは、最大級のチャレンジだ。引き分けでも突破できるイタリアのチームとの対戦だからね。すべてにおいて準備が求められるが、我々は落ち着いて臨めばいいと思う」

　指揮官はファーストレグを振り返り、次のようにユベントスへの警戒を示した。

「ファーストレグでの2失点はカウンターから生まれた。後半にも彼らはさらにいくつかチャンスをつくっている。ユーベは非常に経験豊富で、ものすごくクレバーだ。優れたサッカーも見せる。だが、絶対に勝てない相手ではない」

　アウェーゴールを決めていることは大きいだろう。クロップ監督も、それほど不利な状況とは感じていないようだ。

「チャンスはあると感じている。そして、9-0で勝たなければいけないわけではない。1-0で十分なんだ。ユーベにゴールを許さないのは難しいが、ほかのチームがそれは可能だと証明している。仮に我々が失点しても、そこで勝敗が決まってしまうわけでもない。それから我々がどう反応するかによって決まる」

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