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イエロ氏、マドリーのCL連覇に自信 「どんな記録も破られるためにある」

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 レアル・マドリーのアシスタントコーチを務めるフェルナンド・イエロ氏は、マドリーが今季チャンピオンズリーグ(CL)で連覇を果たすことは可能だと自信をのぞかせている。

 昨季はアトレティコ・マドリーとのダービーマッチとなった決勝を延長戦の末に制し、前回の優勝から
12年間待った”ラ・デシマ(10度目の欧州制覇)”を成し遂げたマドリー。今季も8強進出を果たしているが、現行の大会となったCL設立以降にタイトル防衛に成功したチームは過去に存在しない。

 今月14日と22日に行われる準々決勝では、昨季決勝の再現となるアトレティコとの対戦が実現。イエロ氏は『uefa.com』のインタビューで、マドリーの連覇への見通しを次のように語った。

「チームには力強さと自信がある。前回はすごく接戦になったCL決勝を制することができた。どんな記録も破られるためにしか存在しないというのが真実だ」

「どのクラブも2年連続でのCL優勝を成し遂げたことはないとして、今は誰もが悲観している。だが、我々は素晴らしい監督に率いられた本当に力強いチームだと思う」

 イエロ氏はマドリーでプレーした現役時代、1998年、2000年、2002年の3度のCL優勝に貢献。ユベントスを破って頂点に立った98年の優勝がその中でも特別だったと振り返る。

「すごく誇らしく、幸せに感じたよ。我々のクラブにとって、本当に画期的な出来事だった。マドリーの基準からすれば12年間というのは長い待ち時間だったが、私が選手だったときには、7度目の優勝を果たすまで32年間待つことを強いられていたんだ」

「この素晴らしい大会で、5年間で3度の優勝を飾ることができたが、我々の世代にとってはやはり7度目の優勝が大きかった。欧州王者になるべきだという意識はこのクラブのDNAに刻み込まれている」


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