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[CL]12年ぶり4強のユベントス指揮官が明かす、「テベスは2日連続で嘔吐していた」

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[4.22 欧州CL準々決勝 モナコ0-0ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝第2戦が22日に行われた。ユベントス(イタリア)は敵地でモナコ(フランス)と対戦し、0-0で引き分けたが、1-0で勝利した第1戦のアドバンテージを生かして、準優勝した2002-03年大会以来となる12年ぶりの準決勝進出を決めた。

 ホームで迎えた第2戦を0-0で終えると、2戦合計1-0で実に12年ぶりの快挙を遂げたユベントス。試合後、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は「今週のチームの練習を見て、3-5-2で戦うことにしたんだ」とコメント。「テベスは2日連続で嘔吐していて、出場できるかわからなかった。ビダルは2日間発熱があり、ピルロは怪我から復帰したばかりだったからね」と説明した。テベスは胃腸炎、ビダルは扁桃腺炎だったという。

 しかし、この日の試合でFWカルロス・テベスは先発すると前半終了間際にはミドルシュートを放つなど積極的なプレー。体調不良を感じさせることなく、90分間フル出場を果たしていた。発熱があったビダルも先発すると、後半22分までプレーした。

 強行出場した選手もいるなかで手にした4強入りの切符。指揮官は「私は使える戦力を考えた上で試合への準備をしなければいけない。コンディションを考えれば、これがベストの選択だった。酷い試合になるかもしれないことは分かっていたよ」とコメント。内容よりも結果をを手にするための試合だったことを強調していた。


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