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[CL]スアレスとの過去を気にしないDFエブラ、「僕は彼の手を握る」

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 6月6日にベルリンで行われるCL決勝のカードはバルセロナユベントスに決まった。過去に因縁のあるFWルイス・スアレス(バルセロナ)とDFパトリス・エブラ(ユベントス)が決勝の大舞台で再会する。しかし、エブラ自身は「どうでもいいこと」と意に介していないようだ。

 2011年10月15日に行われたリバプール対マンチェスター・ユナイテッドの試合において、当時ユナイテッドでプレーしていたエブラがスアレスから人種差別的な発言を受けたと訴えた。その後の調査により、スアレスは8試合の出場停止処分を受けた。

しかし、出場停止が明けて迎えた2012年2月11日のユナイテッド戦。試合前の握手でスアレスは、エブラを無視。この態度に激怒したエブラがつかみかかるなど、一触即発の事態となった。その後の試合では両者は目線は合わせなかったものの、握手はしている。

 犬猿の仲とされてきた二人が欧州CLの決勝で顔を合わせるとあって、世界中から注目を集めている。しかし、英紙『ガーディアン』によると、エブラは「それはどうでもいいこと。もっとも重要なのは、僕自身がファイナルを戦うということなんだ」と一蹴。「僕は自分自身、そして肌の色を誇りに思っているよ。僕は彼(スアレス)の手を握るだろう。問題ないさ。でも、彼がピッチ上で僕の存在を意識するようにプレーするつもりだ」と語った。


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