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デル・ピエロがCL決勝展望を語る…「メッシはサッカー界の財産」

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 元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロが6日に控えているUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・決勝について、『www.fcbarcelona.cat』のインタビューで語った。決勝ではバルセロナユベントスが激突するが、かつてユベントスの背番号10を身にまとい、1995-96シーズンにはCL制覇を果たしたデル・ピエロが多くを話した。

 決勝戦については「ありとあらゆることが起こりえる」と語ったデル・ピエロ。「本命が勝つもこともあるし、予想と違う結果になることもある。私は本命だった時に負け、本命ではなかったときに勝つという反対の状況でした。それがサッカーの試合というもの」と自らの経験も踏まえて語った。

 今大会ではバルセロナMFシャビ・エルナンデスとユベントスMFアンドレア・ピルロの対戦へも注目が集まっている。2人をよく知る元イタリア代表FWは「私たちが話している2人は、サッカーの神と言える存在。彼らのレベルが最も高いのはその知性。思うに彼らは歴史的にも唯一の存在で、現存する怪物。味方、または敵として一緒にプレーできたことは、とても素敵なものになった」と話した。

 ユベントスを2冠へ導いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督の手腕については「ぶれることなく成長し、段階的にな形で自分たちのチームへの自信を失うことなく進んで行った」と評価。

 バルサのルイス・エンリケ監督についても、「並外れた仕事をしている。チームはバランスが良くなり団結していて、アタッカーの偉大な3選手に自由が与えられているが、チームでやっているという意識は常にある」と分析した。

 バルサのエースFWリオネル・メッシについて聞かれたデル・ピエロは「メッシは背番号10番。タレント、本能、情熱、魔術。メッシはサッカー界の財産で、私たちは幸運にもその生きている姿を見て楽しむことができるんだ」と高く評価していることを明かした。


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