16日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第1節ローマ戦に向けて、バルセロナのルイス・エンリケ監督が記者会見に臨んだ。

　クラブ公式ウェブサイトによると、昨季チームを3冠へと導いたL・エンリケは、大会に挑むにあたり「2連覇するという目的はプレッシャーにはならないよ。すべてのバルサファンとチームが目指す高みにふさわしいし、とてもわくわくさせられる。2連覇を達成できるように努力するよ」と語り、再び欧州の頂点に立つことに意気込みを示した。

　王者として大会に臨むこととなるが、試合が始まればそれは意味をなさないとも語っている。「もし、リーグ優勝したことで我々がリーグの優勝候補と言うならば、CLでも同様だろう。それをピッチ上で証明しなければならないが、そこに難しさがある。ボールが回り始めた時点で、チャンピオンであることは意味をなさなくなり、有利なチームはなくなるんだ」。

　現役時代にローマでプレーし、現役引退後には指揮も執ったL・エンリケにとって、初戦で古巣へ帰還することとなる。「ローマに戻るというのは、とてもポジティブな思い出を思い起こすということだ。CL再開することとなるが、大事なのは良いスタートを切ることだ」と古巣から勝ち点3を持ち帰ろうとしている。

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