beacon

[CL]敗戦は妥当と認めるボルシアMG監督、PK2本獲得のビトロには皮肉 「世界一の役者」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ボルシアMGは、15日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第1節セビージャ戦で0-3と完敗した。ルシアン・ファブレ監督は、2本のPKを獲得したセビージャMFビトロを「世界一の役者」と皮肉りながらも、結果は妥当だったと受け入れている。

 昨季のヨーロッパリーグでも対戦したこの2チーム。前半の早い時間帯からセビージャが優勢に立ち、ボルシアMGゴールを幾度も脅かした。しかし、なんとか無失点で前半を終え、後半に望みをつなげた。ファブレ監督は、ドイツ『スカイ』で次のように振り返っている。

「前半が0-0で終わったことには満足した。相手の方がたくさんの好機をつくり出していたからね。彼らは3本の好機を迎えたのに対し、我々には50%のチャンスが1本程度しかなかったんだ。だから、0-0での折り返しには満足していた」

 しかし、後半開始直後の47分、49分と、立て続けにセビージャにPKが与えられ、その1本目で均衡を破られた。試合後、その映像を見せられたファブレ監督は、GKヤン・ゾマーがビトロを倒したとされる場面について、このようにコメントしている。

「(ラース・)シュティンドルがボールを失ったところから始まり、PA内左からのクロスを許してしまった。だが、PKではない。トニー(・ヤンチュケ)は相手にターンしながらクロスを入れることを許してはいけない。だが、相手のレベルは高い」

 その2分後にDFロエル・ブロウベルスがビトロを倒した場面についてはこう話した。

「ビトロは世界一の役者だ。それは以前から知っていたことだし、ここでも示している。大げさなんだよ。最初のPKはPKではない。2本目は接触はあったが、100%のPKではないと思う。だが、それ以前に我々は彼をそう簡単にPAに侵入させてはいけなかったね」

 一方、ファブレ監督はPKだけで負けたわけではないことも認めている。

「我々はテンポなどに問題がある。相手のレベルは非常に高かった。彼らは非常に優れたチームだね。それを見せつけられた。いずれにしても、彼らの勝利は妥当だったんだ」


●欧州CL15-16特集
●ブンデスリーガ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP