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[CL]アザール先発のチェルシー、ウィリアンのクロスバー直撃FKもディナモ・キエフとスコアレスドロー

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[10.20 欧州CLグループリーグ第3節 ディナモ・キエフ0-0チェルシー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は20日、グループリーグ第3節1日目を各地で行った。G組のチェルシー(イングランド)は敵地でディナモ・キエフ(ウクライナ)と対戦し、0-0で引き分けに終わった。第4節は11月4日に行われる。

 チェルシーは右SBにDFクル・ズマが入り、FWペドロ・ロドリゲスとFWロイク・レミーが負傷により遠征に帯同しなかったため、MFエデン・アザールが先発に復帰した。高い位置からのプレスで主導権を握るチェルシーは、前半9分にPA左でボールを受けたアザールがワンタッチでシュートコースを作り、素早く右足を振り抜く。これが枠を捉えたが、GKオレクサンドゥル・ショフコフスキーの左手をかすめて右ポストを叩いた。

 前半19分、左サイドでFKと獲得したチェルシーはMFウィリアンのFKにDFガリー・ケーヒルとFWジエゴ・コスタが飛び込んだが合わせることができない。同21分には、相手陣内でインターセプトしたMFネマニャ・マティッチがそのままドリブルで中央突破。PA内に侵入し、右足アウトサイドでシュートを放つもわずかにゴール左へ逸れ、決定機を逃した。

 ここまで1勝1分で首位に立つディナモ・キエフはボール支配率こそ高いが、なかなか効果的なパスを出すことができず、シュートまで持ち込むシーンは多くなかった。前半27分、DFドマゴイ・ビダが左サイドから中央に切れ込み、ゴール正面からMFビタリー・ブヤルスキーが右足を振り抜くも相手DFに当たって枠外。チェルシーの守備を前に前半はPA内からシュートを打たせてもらえなかった。

 スコアレスで折り返した後半も流れはチェルシーにあった。後半2分、ゴール正面でFKを獲得し、ウィリアンが直接狙う。壁を越えてGKオレクサンドゥル・ショフコフスキーも反応し切れなかったが、ボールが落ち切らずクロスバーを直撃。同14分には、左サイドを抜け出したウィリアンの折り返しをアザールが右足で狙ったが相手DFの体を張った守備に得点を奪うことはできなかった。

 後半30分、チェルシーはMFセスク・ファブレガスに代えてMFオスカルを投入するもなかなかチャンスを作ることができず、終盤になるにつれてホームの声援を受けてディナモ・キエフが猛攻を仕掛けたが、GKアスミール・ベゴビッチを中心に得点を与えず、試合はそのまま0-0で終えた。

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