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アーセナル敗退危機も前向くベンゲル「小さなチャンスだが…」

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[11.4 欧州CLグループリーグ第4節 バイエルン5-1アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4日、グループリーグ第4節を行い、アーセナル(イングランド)は敵地でバイエルンに1-5で敗れた。

 試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。「バイエルンのクオリティーは認めなければならない。しかし、我々の守備のパフォーマンスが彼らを楽にさせてしまったことも事実だ」と5失点した試合を振り返った。

 今節の結果により、F組はバイエルンとオリンピアコス(ギリシャ)が勝ち点9で並び、決勝トーナメント進出に大きく前進。アーセナルはディナモ・ザグレブ(クロアチア)とともに1勝3敗の勝ち点3のままになっており、グループリーグ突破のためには残り2試合に連勝したうえで、他会場の結果次第という崖っ縁に追い込まれた。

 それでも前を向く指揮官は「まだ決勝トーナメントに進むチャンスは残されている。小さなチャンスだが、それでも一つのチャンスだ」と強調しながらも、「あまりネガティブになり過ぎてはいけないが、現実はしっかり受け止めなければ。今日の我々のパフォーマンスは十分ではなかった」と唇を噛んだ。

 またDFペア・メルテザッカーは「早い時間帯にゴールを決められた。それが、彼らを勢いづけさせてしまった」と前半10分に奪われた先制点を悔やみ、5失点という結果に肩を落とした。

「僕たちは、ホームのときのような入り方ができず、バイエルンのプレーを止めることができなかった。単純にもっと勇敢に戦わなければならない」

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