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スコールズ氏「今季CLではバルサとバイエルンが圧倒的」 直接対決ならバルサ優位を予想

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 元マンチェスター・ユナイテッドポール・スコールズ氏は、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ではバルセロナバイエルンが圧倒的な存在だとしつつ、両チームが対戦すればバルセロナが優位だと予想している。

 昨季CLでは両チームが準決勝で対戦し、バルセロナがホームでのファーストレグに3-0で快勝。セカンドレグでのバイエルンの反撃も及ばず、決勝に進んだバルセロナはユベントスを下して優勝を飾る結果となった。

 今季の大会でも好調な両チームは、すでにグループステージ突破を確定しており、決勝トーナメントのどこかの段階で再戦を迎えることになるかもしれない。スコールズ氏がその見通しを語ったとして、『ESPN』が伝えている。

「バイエルンはバルサに最も近いチームだ。昨年はバルサがバイエルンを粉砕した。彼らは相手をはるかに上回っていたよ。バイエルンはそれから、どこか変わって近づくことができただろうか?」

「新たに加入したドウグラス・コスタは良い選手だと思える。去年は(フランク・)リベリも(アリエン・)ロッベンもいなかったと思うが、ロッベンは戻ってきた。対戦することがあれば興味深いけど、バルサ優位と予想すべきだろうね」

 2チームは別格の存在であり、最近のクラシコでバルセロナに大敗したレアル・マドリーだけが辛うじて近い力を持っているとスコールズ氏は評価している。

「バルサとバイエルンは、ほかのあらゆるチームを大きく引き離していると思う。レアル・マドリーは好調ならもしかするかもしれないが、ほかに近いチームがあるとは思えない」

 スコールズ氏は現役時代に、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたバルセロナとも対戦。現在のバルサも当時のチームに接近しているとしながらも、総合的にはまだわずかに及ばないと語った。

「それほど遠く離れてはいないと思う。私も対戦した当時のチームは素晴らしかったが、前線は今の方が上かもしれない。おそらく今の(ルイス・)スアレスは(ダビド・)ビジャを少し上回っているだろう。ネイマールもそうだ。だが、シャビはいないだろう?」

「驚異的なポゼッションだったよ。そして、前線にはそのポゼッションを生かせる選手たちがいた。シャビと(アンドレス・)イニエスタが試合をコントロールすることができて、我々はボールを蹴ることすらできなかったよ」

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