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敗退決定に落胆も…強がるファン・ハール「昨季よりはいい結果、それが答え」

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[12.8 欧州CLグループリーグ第6節 ボルフスブルク3-2マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は8日、グループリーグ第6節1日目を各地で行った。B組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でボルフスブルク(ドイツ)と対戦し、2-3で敗れた。この結果、ボルフスブルクの首位通過が決まり、他会場の結果によりユナイテッドの敗退が決定した。

 試合後、クラブ公式サイトによると、ルイス・ファン・ハール監督は「クレイジーな試合だったと思う。我々が点を決め、彼らが追いつく展開になった。チャンスはあったが、相手にもチャンスはあった。先制ゴールを決めた2分後に追いつかれ、同点に追いついた2分後には決勝点を決められた。我々にも勝つチャンスはあったと思う。勝利のために戦ったが、最終的に(負傷者により)10人で戦わなければならなかったのだから、今日以上のことはできなかった」と振り返った。

 B組は最終節までグループリーグ突破チームが決まらない混戦を極めた。首位通過を期待されていたユナイテッドだったが、まさかの敗退。指揮官は「我々は首位で通過すると予想されていたが、非常にタイトなグループに入った。全試合の結果を見ればわかるように、1-0や2-1のような試合が多く、接戦だった。PSVとの初戦を思い出してもらいたいが、あの試合や、他の試合でも、我々にとってポジティブではない判定があった。タイトなグループでは、そういうことも起こる」と説明した。

 これにより、ヨーロッパリーグへ回ることが決まったが、敗退直後の指揮官はまだそちらまで気が回らないようで「今は考えられない。非常に残念だ。選手たちも、相当落胆している。この大会で自分たちの力を示したかった。だが、もうできない」と肩を落とす。

 それでもファン・ハール監督は「CL敗退が決まった今の状況では、私は自分自身を擁護できない。何を言っても、適切ではないからだ」と口を開くと、「事実だけを言えば、今シーズンは昨シーズンよりもキャピタルワンカップで勝ち進み、CLグループステージ出場権を手にし、リーグでも良い位置につけている。昨シーズンよりは良い結果を残している。それが答えだ。私が言えるのは事実としてある部分のみだ」と話した。

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