beacon

激闘の末に8強進出を決めたシメオネ 「アトレティコは信じることをやめない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アトレティコ・マドリーは15日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでPSVと対戦し、PK戦の末にベスト8進出を決めた。ディエゴ・シメオネ監督は、「信じ続ける」と意気込みを表している。

 敵地でのファーストレグをスコアレスで終えていたアトレティコは、ホームでも得点を奪うに至らず、勝負の行方はPK戦にもつれ込んだ。PK戦でも両軍は接戦を演じたが、PSVの8人目が失敗したのに対し、アトレティコはDFフアンフランが決めて準々決勝に駒を進めている。

 シメオネ監督は試合後、次のように喜びを表した。UEFAの公式ウェブサイトが伝えている。

「ベスト8進出はうれしい。フアンフランの最後のPKの背景には、多くの人によるたくさんのハードワークがある。8強進出は素晴らしい気分だ。我々は競い続ける。ベスト8進出の意味を大きく受け止めるよ」

「PKは練習しないんだ。意味がないからね。(アシスタントコーチが)昨季のレヴァークーゼン戦で選手たちを選び、今回も同じだった。彼をたたえなければいけない。昨季も厳しかったが、今夜もまた厳しかった。簡単な状況ではないからね。チェスのゲームのようだった」

 シメオネ監督は選手たちや本拠地ビセンテ・カルデロンの観客に賛辞を寄せている。

「PSVはとても強く、厳しい相手だ。これほど多くの若手を起用して試合を終えられたことをうれしく思う。素晴らしい雰囲気をつくってくれたファンのことも祝福したい。我々は決して信じることをやめないよ」

●欧州CL15-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP