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[CL]バルサ、スアレス2発で逆転勝利!! アトレティコは先制弾のF・トーレス退場響く…

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[4.5 欧州CL準々決勝第1戦 バルセロナ 2-1 A・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、決勝トーナメント準々決勝第1戦を行い、バルセロナ(スペイン)とアトレティコ・マドリー(スペイン)が対戦。前半25分にFWフェルナンド・トーレスのゴールでアトレティコが先制するも、同35分にそのF・トーレスが退場。すると後半18分、同29分にFWルイス・スアレスがネットを揺らし、バルセロナが2-1の逆転勝利を収めた。アトレティコのホームで行われる第2戦は4月13日に行われる。

 同国対決となった一戦は、序盤からバルセロナがシュートチャンスを生み出す。前半5分、左サイドのFWネイマールからボールを受けたFWリオネル・メッシがPA外から左足シュートでゴールを脅かしたが、ボールはゴール右に外れてしまう。さらに同19分にはDFダニエウ・アウベスのクロスからネイマールがヘディングシュートを放ったものの、シュートは枠を捉え切れなかった。

 すると、アトレティコが前半25分に先制に成功する。MFカビの縦パスを受けたMFコケのスルーパスに反応したF・トーレスがPA内に進入。右足ダイレクトで合わせたシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの股を抜いてネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同31分には後方からのパスに走り込んだFWアントワーヌ・グリーズマンが左足シュートで狙うが、テア・シュテーゲンに左手1本で弾き出されて追加点とはいかなかった。

 しかし、1点のリードを奪ったアトレティコをアクシデントが襲う。前半35分、ボールを保持したMFセルヒオ・ブスケツに対してファウルを犯したF・トーレスが2度目の警告を受けて退場し、数的不利に陥ってしまった。

 1-0とアトレティコがリードしたまま後半を迎えると、数的優位に立つバルセロナが幾度となくゴールを脅かす。後半4分、ネイマールが送ったクロスを受けたメッシが胸トラップでコントロールすると、左足バイシクルで狙ったがわずかにゴール右に外れてしまう。さらに同6分には左サイドから切れ込んだネイマールの狙いすましたシュートがクロスバーを叩き、同点ゴールとはいかなかった。

 しかし、ゴールを狙い続けるバルセロナが後半18分に同点に追い付く。D・アウベスのクロスに走り込んだDFジョルディ・アルバがダイレクトで合わせると、シュートコース上にいたスアレスが左足で押し込んで試合を振り出しに戻した。さらに同29分にはD・アウベスのクロスをスアレスが豪快なヘディングで突き刺して、一気にバルセロナが逆転に成功する。

 その後も攻勢を掛けるバルセロナに追加点こそ生まれなかったが、アトレティコの反撃を許さずに2-1の逆転勝利を収め、準決勝進出に向けて前進した。


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