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あと1点…最後まで諦めなかったローマ、4点奪うも“奇跡”の再現ならず

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ローマは34年ぶりの決勝進出とはならなかった

[5.2 欧州CL準決勝第2戦 ローマ4-2リバプール]

 “奇跡”の再現とはならなかった――。

 ローマはバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝、アウェーでの第1戦に1-4で敗れた。だが、誰もが逆転不可能だと思ったホームでの第2戦、驚異的なハイプレスで相手を押し込むと、3点を奪取。アウェーゴールの差で上回って見せ、奇跡の4強進出を果たした。そして、準決勝は1983-84シーズンの決勝で敗れた相手、リバプールと激突。アウェーでの第1戦を5-2で落としたが、バルセロナ戦での成功例をイメージして第2戦に臨んだ。

 2日、ローマは欧州CL準決勝第2戦でリバプールを本拠地スタディオ・オリンピコに迎えた。ローマは立ち上がりから攻め込んだが、前半9分にMFラジャ・ナインゴランのパスミスから痛恨の失点。スタジアムも静まり返ったが、15分に右クロスからFWステファン・エル・シャーラウィの折り返しがオウンゴールを誘発し、1-1と同点に追いついた。

 前半25分に再び勝ち越しを許したローマは、1-2で迎えた後半7分に相手GKが弾いたボールをエースFWエディン・ジェコが押し込み、2-2。再び追いつくと、41分にはナインゴランが豪快な右足ミドルシュートを叩き込み、逆転に成功する。諦めないローマは、アディショナルタイム4分にPKを獲得し、ナインゴランが決めたが反撃もここまで。第2戦は4-2で制したが、2戦合計6-7とあと一歩及ばなかった。

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