トッテナムFWハリー・ケインは、フランクフルトMF長谷部誠について語っている。

　先週にドイツで行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節のフランクフルト戦に先発したケインだが、長谷部を擁する相手守備陣に大苦戦。ソン・フンミンやリシャルリソンもピッチに立った強力な攻撃陣は最後まで抑え込まれ、試合はスコアレスドローで終わった。

　そして12日には、今度はホームにフランクフルトを迎えて対戦する。会見に出席したケインは、その中で6日前にマッチアップした長谷部への対策について問われ「38歳になってもまだCLでプレーしているんだ。彼のプロフェッショナリズムは高い評価に値する。明日もきっとまたタフなバトルになるだろう」と話し、再戦を見据えた。

「CLでプレーする時はいつだって、トップクラスのディフェンダーと対戦する。僕にとっての挑戦であり、可能な形で得点を挙げてチームを助けたい」

「先週は間違いなく良い戦いだった。得点のチャンスがあったように感じているし、もっと良くすべきだった。この良いフィーリングを明日の試合に持っていきたいし、チャンスが来たときにものにできるといいね」

　今季のCLでここまで得点のないケインだが、12日のフランクフルト戦でネットを揺らしてチームに勝利をもたらすことを誓った。

「明日の試合はとても重要なものになる。このグループのビッグステージで、僕たちは勝つことがどれだけ重要かを話してきた。僕個人としては毎試合で得点を決めたいし、チームを助けるためにベストを尽くしたい。得点できなくてがっかりした試合があったから、明日は良いものにできると願っている」

---

●チャンピオンズリーグ(CL)22-23特集