ニューカッスルのファンが18日の夜、イタリア・ミラノでフードをかぶった暴漢に刺された。イギリス『ミラー』など複数メディアが報じている。

　被害に遭ったのは、19日に敵地で行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループF第1節ミラン戦(△0-0)を観戦する予定だった58歳のエディー・マッケイさん。報道によると、マッケイさんは腕を2回、背中を1回刺されて病院に運ばれたが、容態は安定しているという。

　マッケイさんの娘は『スカイ・スポーツ』のインタビューで次のように語っている。

「父の容態は安定していますが、少しショックを受けています。試合を観れないのは残念でしたが、ニューカッスルのファンの皆さんには、くれぐれも気をつけて安全に過ごしてほしいです」

「彼は二箇所にわたる人工ひざ関節置換術をしたばかりで、襲われた時に追いかけられて転んでしまいました。兄弟は無事ですが、父があんな目に遭ったのを見てショックを受けています。この後、私は飛行機で向かいます。私たちは一晩中寝ていません」

　また、ニューカッスルの広報担当者は「月曜日の夜、ミラノでサポーターが深刻な暴行を受けたという報道に深く心を痛めており、状況を把握するために地元当局と連絡を取り合っている。私たちの思いはサポーターとその家族とともにあり、完全かつ一刻も早い回復を願っている」と述べた。

　ミラノ警察の広報担当者によれば、チームのエンブレムが見られなかったため、これがサッカーに関連したものなのか、それとも他のものなのかはまだ明らかになっていないようだ。

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