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ソシエダ指揮官がCLベスト16敗退に「言い訳を探すのは賛成できないが…」

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ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督

 ソシエダイマノル・アルグアシル監督がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のベスト16敗退後、試合を振り返った。スペイン『エル・デスマルケ』が伝えている。

 5日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦でパリSGをホームに迎えたソシエダ。MF久保建英らがスタメン出場し、0-2で落とした第1戦からの巻き返しを図ったが、前半15分に相手エースのFWキリアン・ムバッペに先制ゴールを許した。後半11分には再びムバッペに決められ、同44分にMFミケル・メリノが1点を返したものの、1-2でタイムアップ。2戦合計1-4で大会を去ることになった。

 チームとして多くの負傷者を抱える中、イマノル監督は別のタイミングなら試合展開は違ったかと問われると、「パリSGが今日見せたレベルでは、非常に難しい。彼らはチャンピオンズリーグの優勝候補だ。今日、ラ・レアル(ソシエダの愛称)の良いプレーが見られなかったのは、パリSGのプレッシャーによるものだ」と相手をリスペクト。「我々がベストな状態ではなかったのは事実だが、30分間は競り合った。後半は2点目を取られたとはいえ、自分たちらしさ、プライドを見せた。だからこそ、ファンはあのようにチームを送り出したんだ。私はとても感動してピッチを後にした」と語った。

 ソシエダは欧州CLベスト8入りを逃したが、指揮官はチームの戦いに誇りを示し、今後に向けても意欲的に話している。

「第1戦では同じ土俵で戦った。ファイナリスト候補と戦ったんだ、簡単なことではないさ。チャンピオンズリーグを戦い抜き、カップ戦では準決勝に進出し、ラ・リーガでは上位チームと戦った。私たちは今、その代償を払っている。言い訳を探すのは賛成できないが、欠場者が多いからこそ、今日チームがここまでやってきたことに価値がある。このような夜を夢見続けたい。今まで以上に強くなりたい」

 ラ・リーガでは現在、欧州CL出場圏内4位のアトレティコ・マドリーと勝ち点15差の7位。UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内5位のアスレティック・ビルバオとは10ポイント差となっている。

 イマノル監督は「ヨーロッパの舞台に戻るために残された試合で、最大限に戦うつもりだ。今はみんながそうでなくても、私たちがうまくいっていれば、もっと楽になれると確信している」と述べた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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