バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、UEFAチャンピオンズリーグにおいて、同国の新たな記録を打ち立てた。英『メトロ』が伝えている。

　30日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦で、バイエルンはR・マドリーをホームに迎えた。前半24分にFWビニシウス・ジュニオールに先制点を奪われながらも、後半8分にFWレロイ・サネが豪快にネットを揺らして試合を振り出しに戻す。さらに12分にはケインが落ち着いてPKを沈め、勝ち越しとなるゴールを記録した。

　この得点はケインにとって、今季公式戦43試合目で43得点目。バイエルンデビューシーズンながらも、1試合1得点という驚異的な数字を残している。さらに、今季の欧州CLで8得点3アシストを記録し、11得点に関与することに。この数字は欧州CLの1シーズンにおけるイングランド出身選手の最多記録となり、10得点関与で並んでいたスティーブン・ジェラード氏とデビッド・ベッカム氏を超えたようだ。

　なお、試合は後半38分にビニシウスのPKでR・マドリーが追い付き、2-2のドロー決着。R・マドリーのホームで開催される第2戦は8日に行われる予定だ。

---

●チャンピオンズリーグ(CL)23-24特集
▶【CL準決勝】決勝に駒を進めるクラブは!?いよいよベスト4の戦いが始まる...CL・EL見るならWOWOWで!