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[CL]ランパード「何度でも立ち上がる」

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 25日にバイエルンが決勝進出を決め、5月19日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝戦は、バイエルン対チェルシーという組み合わせに決まった。この一戦に対して、強い勝利の意欲を見せているのが、チェルシーのMFフランク・ランパードだ。

 現在、チェルシーはリーグ戦で6位と低迷している。来季の欧州CL出場権が与えられる4位以内に入る可能性は、まだ残っている。しかし、4試合を残して、現在4位のニューカッスルとの勝ち点差は4あり、自力で出場権を獲得することはできない。

「CLの決勝が行われる頃には、すべてが終わっている。決勝で勝てない上に、リーグでも4位に入れなければ、来季はCLに出場できない」と危機感を語ったとESPNは報じている。

「現在の僕たちが非常に良い状態にあることは間違いない。でも、ここからはこの基準を落とさないことが必要だ。この状態を保たないといけない」

 アンドレ・ビアス・ボアス前監督の下では、干されることも多かったランパード。しかし、彼を含めたチェルシーのベテラン選手は、まだ老け込んでいないことを示し、否定的な周囲を黙らせる機会を、アリアンツアレーナで与えられることに燃えているという。

「バルセロナ戦の勝利は、イングランドのクラブが見せた最高のパフォーマンスの一つに数えられると思う。実際、彼らは僕らを相手に5-0とか6-0で勝つ可能性もあったと思う。でも、僕たちはすべてを出した。だから僕らはトッププレーヤーでいることができているんだと思う。それがドログバをトッププレーヤーにしている。もう不要だと書かれる。でも、戻ってきてゴールを決める。そうやってここまで来たんだ。僕自身も同じように感じている」

「僕は常に自分の存在価値を証明するために全力を尽くしてきたし、自分のキャリアでこれまでやってきたことを誇らしく思っている。それでももう十分、ここで終わりだとは思わないし、これからもすべての試合で全力を尽くすよ」

「人々は2、3週間前のウィガン戦(2-1)やフルハム戦(1-1)を見て『アイツらは、もうダメだな』『ギリギリだな』と思ったかもしれない。でも、このチームは倒れることはない。僕たちは、何度でも立ち上がって見せるよ」

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