beacon

[EL]ビダルが欠場のユーベ、コンテはベンフィカに敬意

このエントリーをはてなブックマークに追加

2冠を争っていることを楽しまなければいけないとも

 ユベントスは24日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグでベンフィカと対戦する。アントニオ・コンテ監督はMFアルトゥーロ・ビダルが欠場すると明かした。イタリア複数メディアが伝えている。

 コンディションが万全でないビダルについて、コンテ監督は1週間以内の復帰に期待するとコメント。一方、同じく状態が心配されるFWカルロス・テベスについては、楽観的な見解を示しつつ、起用するかは当日に決めると語った。

 ビダルやテベスのコンディションの問題も抱えるユーベだが、コンテ監督は2冠を目指していることを誇りに思うべきとも述べている。

「今の我々は大変だが非常にわくわくする時期を迎えている。スクデットに向かっており、EL決勝を争っているんだ。だが、気をつけなければいけない。相手は去年の決勝で、今年のチャンピオンズリーグ決勝に進むかもしれないチェルシーと争ったチームだ。大変な道のりが待っている」

 コンテ監督は現役時代に欧州カップ戦を制した経験を持つ。だが、だからといってベンフィカのジョルジ・ジェズス監督を上回っているわけではないと述べた。

「それは選手時代のことだ。今は新しい人生だから、我々は互角だよ。彼は私がとても敬意を表している指揮官だ。ベンフィカで素晴らしい仕事をしている。彼と彼のチームに大きな敬意を払っているよ」

 昨季の決勝でチェルシーを率い、ベンフィカを下した現ナポリのラファエル・ベニテス監督は先日、コンテ監督が必要とするなら助言する用意があると語った。だが、コンテ監督は次のように話している。

「私は自分のスタッフたちと自分を信じている。それに、ベンフィカの試合はたくさん見てきたよ。繰り返すが、彼らはとても強いチームだ」

 スクデットとELのどちらで優勝するのが難しいかと聞かれると、コンテ監督はこのように答えた。

「勝つのは常に難しいことだ。それぞれ異なる道のりだね。リーグ戦では耐久性が必要だが、よりミスを犯す余地がある。欧州の舞台では間違える余地が少ない。1試合でもね。それに、そのときのコンディションによるところも大きい。最も難しいのは、両方勝つことだね」

▼関連リンク
セリエA2013-14特集
EL13-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP