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メンバー入れ替えホーム初黒星…香川「自信を欠いた試合だった」

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[12.10 ELグループリーグ第6節 ドルトムント0-1PAOK]

 ヨーロッパリーグ(EL)は10日、第6節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はホームでPAOK(ギリシャ)と対戦し、0-1で敗れた。公式戦2試合ぶりに先発した香川は得点に絡めないまま、後半21分に交代した。

「動きが少なかったし、(攻撃に)絡む人も少なかったので、ちょっと難しかった」。前半10分、DFパク・チュホの左クロスを受け、ドリブルから左足でフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは相手に当たってゴール左へ外れる。同22分には香川がPA内に切れ込み、マイナスの折り返しをMFアドナン・ヤヌザイが狙うが、DFにカットされた。

 この日は4-3-3のインサイドハーフというよりも4-2-3-1のトップ下に近かったが、「左サイドをやりながら、インサイドをやりながら、トップ下にポジション移しながらやったけど、なかなか良い形でボールが入らなかったし、入っても連動性がなかなか出せなかった」と振り返った。

 パクやヤヌザイ、DFネベン・スボティッチ、FWアドリアン・ラモス、MFスベン・ベンダーといった控え組が先発し、19歳のMFパスカル・シュテンツェルもスタメンに抜擢された。

「みんなイージーなミスが多すぎたし、普段控えの選手が多かったので、積極性が空回りした部分もあるし、消極的になった部分もある。久しぶりの試合の選手も多かったし、そういう意味ではちょっと自信を欠いた試合だったかなと思う」

 1位通過のためには、勝ったうえで他会場の結果次第という他力の状況だった。「そこはあまり考えなかった。1位でも2位でも良かったし、そんなに気にならなかった」。第4節終了時点で決勝トーナメント進出を決めたドルトムントだが、その後は前節のクラスノダール戦(0-1)に続いて2連敗を喫し、2位通過。ホームでも今季公式戦初黒星となった。

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