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批判から退団を希望と報じられたスターリッジ「サッカー選手に対する最大の無礼」

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 リバプールFWダニエル・スターリッジが、怒りを表している。リバプールからの移籍は考えていないとし、モチベーションがないとの噂を「無礼だ」と一蹴した。

 負傷による離脱が続いていたスターリッジに対しては、メンタリティーや姿勢の面について批判の声も上がり、本人がリバプール退団を検討しているとの報道もあった。

 だが、25日に行われるアウクスブルクとのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2戦を前にした会見で、スターリッジは次のように述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「僕はリバプールでの未来を楽しみにしている。ここで幸せだ。プレーしたい。それがすべてだ。今を心配することが大事だと思う。ケガをしていたときは難しい時期だったけど、それもサッカーの一部だ。今は未来を楽しみにしている。もちろん、リバプールとの未来だ」

 また、宗教的なことからリバプールでの今後のプレーを望んでいないとの噂がソーシャルメディアで出回ったことについて、スターリッジは次のように強調した。

「選手がプレーを望んでいないなんて、どんなサッカー選手にとっても最大の無礼だ。僕にとってサッカーをすることがどれほどのことなのか、誰も知らない。僕はリバプールでのプレーに集中し、ベストを尽くす」

「誰が言ったのであっても、びっくりしたし、がっかりするよ。でも、それもサッカーなんだ。人にはそれぞれの意見を言う権利がある。僕は、僕について言われていることの大半が事実じゃないと言っておくよ」

 ユルゲン・クロップ監督は、スターリッジをめぐる騒ぎが鎮まることを望んでいる。

「彼は本当に優れた選手であり、今は我々がずっと見たいと思うプレーができるようになっている。いくつかのことがこれで明白になったね。彼の未来のことだ。これで、そのことについて考えるのは止められるだろう」

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