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[EL]ドルトムント先制も終了間際の失点でホームで痛恨ドロー

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[10.21 ELグループリーグ第3節 ドルトムント1-1パリSG]

 ヨーロッパリーグ(EL)は21日、各地でグループリーグ第3節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はホームでパリSG(フランス)と1-1で引き分けた。後半5分、MFヌリ・サヒンのPKで先制したが、後半42分に同点に追い付かれた。香川は先発したが、得点には絡まず、後半21分に交代した。

 4-2-3-1のトップ下で先発した香川は前半3分、横パスを受けると、PA外から右足でミドルシュート。これはゴール左にそれたが、同14分には左サイドから右足でゴール前に鋭いクロスボールを送り、FWルーカス・バリオスが右足のアウトサイドで合わせるもゴールポストに弾かれた。

 0-0で折り返した後半5分、MFヤクブ・ブラスチコフスキがPA内で倒され、PKを獲得。これをサヒンがゴール左に決め、ドルトムントが先制した。同11分には香川が左足でミドルシュートを放つも、ゴール左へ。積極的に追加点を狙ったが、同21分、FWロベルト・レバンドフスキと交代した。

 このまま1-0で逃げ切りかと思われた後半42分、パリSGは右サイドからのスローインを受けたFWギョーム・オアラウがPA内で粘ってマイナスに折り返すと、MFクレメン・シャントメが豪快に右足を振り抜き、同点弾を叩き込んだ。試合はそのまま1-1で終了。ドルトムントは前節もホームでセビージャに0-1で敗れており、痛恨のドローとなった。

 J組は2勝1分で勝ち点7のパリSGが首位を守り、セビージャが2勝1敗の勝ち点6で2位、ドルトムントは1勝1分1敗の勝ち点4で3位となっている。

<写真>ドルトムントはヌリ・サヒン(中央)のPKで先制し、香川真司(左)も笑顔で喜んでいたが、試合終了間際の失点で引き分けた

(文 西山紘平)

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