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[EL]本田1アシスト、CSKAモスクワが3戦連続3-0で開幕3連勝

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[10.21 ELグループリーグ第3節 パレルモ0-3CSKAモスクワ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は21日、各地でグループリーグ第3節を行い、MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)はアウェーでパレルモ(イタリア)に3-0で快勝し、開幕から3試合連続3-0勝利で3連勝を飾った。

 本田は4-4-2のセンターハーフで先発しフル出場。前半22分には自陣からの長いスルーパスを最終ラインの背後に通し、走り込んだMFマルク・ゴンサレスがGKに倒され、PKを獲得した。しかし、FWバグネル・ラブのキックはGKのセーブに阻まれ、先制ならず。本田は同28分、右45度の得意な位置から直接FKを狙ったが、ゴール左上に外れた。

 試合が動いたのは前半34分。マルク・ゴンサレスの左クロスのこぼれ球をDFバジリ・ナバキンが今度は右サイドからゴール前に折り返すと、ファーサイドのFWドゥンビア・セイドゥが頭で叩き込み、CSKAモスクワが先制点を奪った。

 後半14分にはPA内左サイドでこぼれ球を拾った本田が絶妙なヒールパス。これを受けたドゥンビアがDF2人の間を強引に突破し、右足でゴール右隅に流し込んだ。

 パレルモは焦りと苛立ちからリズムを崩し、後半30分にはアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレが主審への異議で警告を受けると、この判定に対し拍手したことで立て続けに2枚目の警告を受けて退場処分。2点ビハインドの上、数的不利に立たされた。

 CSKAモスクワは後半37分に途中出場のFWトマシュ・ネチドがダメ押しの3点目を決め、勝負あり。3試合連続3-0で勝ち点を9に伸ばし、F組首位を守った。リーグ戦を含めても、これで公式戦7連勝。その間、18得点無失点と攻守ががっちりかみ合っている。

<写真>ハビエル・パストーレ(左)と競り合う本田圭佑

(文 西山紘平)

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