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[EL]香川が積極ミドルも1点が遠く…ドルトムントは痛恨のスコアレスドロー

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[11.4 ELグループリーグ第4節 パリSG0-0ドルトムント]

 ヨーロッパリーグ(EL)は4日、各地でグループリーグ第4節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はアウェーでパリSG(フランス)と0-0で引き分けた。4試合を終え、ドルトムントは1勝2分1敗の勝ち点5で3位のまま。残り2節での逆転突破を狙う。

 4-2-3-1のトップ下で先発した香川は前半早々の2分、MFマリオ・ゲッツェとの細かいパス交換からPA内に進入し、左足でシュートを狙うもミートせず。前半41分には右サイドに展開し、DFピズチェクの右クロスをGKが前にこぼしたところに香川が自ら詰めたが、GKがなんとか抑えた。

 0-0で後半に折り返すと、勝ち点3の欲しいドルトムントが攻勢を強める。香川も後半3分に左足でミドルシュート。積極的にゴールを狙ったが、ゴール上に外れた。同28分にも中央をドリブルで駆け上がり、PA手前から左足でシュート。しかし、今度はGKの好セーブに阻まれ、なかなか1点を奪えない。

 パリSGもFWエルディンが再三チャンスを迎えるが、後半6分、20分と1対1のピンチをGKロマン・バイデンフェラーが体を張って防ぎ、ゴールを許さない。守護神の奮闘に応えたいドルトムント攻撃陣だったが、後半45分、左サイドを駆け上がったDFマルセル・シュメルツァーからの折り返しを受けたFWロベルト・レバンドフスキのシュートがGKに弾かれると、こぼれ球に詰めた香川も押し込めず、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。

 ブンデスリーガでは前節のマインツ戦に2-0で勝って首位を奪回したドルトムントだが、ELは2試合連続のドローで1勝2分1敗の勝ち点5となり、3位から浮上できなかった。残り2節。勝ち点9で首位のセビージャ、同8で2位のパリSGを追いかける展開となった。

(文 西山紘平)

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