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[EL]ラウルが決勝点決め、シャルケが首位突破!!内田は欠場

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 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第5節が1日に各地で行われた。J組で首位に立つ日本代表DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)は、ホームでステアウア・ブカレスト(ルーマニア)と対戦。FWラウルが決勝点を沈め、2-1で勝利すると、勝ち点を11に伸ばし、グループリーグ首位通過を決めた。公式戦2戦連続で先発フル出場を果たしていた内田だったが、この日はメンバー入りを果たすも公式戦3戦ぶりに出番がなかった。

 試合はシャルケが序盤からチャンスをつくった。立て続けにCKを獲得すると、FWフンテラールやラウルが幾度も相手陣内へ攻め込んだ。すると前半26分、左CKからショートコーナーへつなぎ、MFフラドの左クロスに最後はゴール正面のDFパパドプロスが合わせて、ヘディングシュート。シャルケが先制に成功した。

 このゴールを守りきりたいところだったが、前半33分に失点。細かいパスワークで中央から崩されると、最後はDFマティプとDFフクスの間にスルーパスを通され、FWルセスクにフリーでシュートを許すと失点を喫した。1-1に追いつかれ、前半を折り返す。

 後半に入り、チャンスを決めきれず、徐々にリズムを崩していったシャルケだったが、後半12分にエースが仕事を果たした。フクスの左クロスはファーサイドでDFにクリアされるも、こぼれをゴール前左でフンテラールが拾う。相手DFを前に粘ってキープし、ゴールへ蹴り込んだボールは、詰めていたラウルの足元へ。ラウルが左足で押し込み、2-1と2度目のリードに成功した。このゴールが決勝点となり、シャルケが勝利。勝ち点を11に伸ばすと、この日の試合で敗れた同組2位のマッカビ・ハイファ(イスラエル)との勝ち点差は5差に開き、最終節を残してのグループリーグ首位通過が確定した。


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