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[ケイスポ]慶應義塾大、第19節神奈川大戦プレビュー

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]

第86回関東大学サッカーリーグ1部は4日に第19節2日目を行い、慶大は駒沢陸上競技場にて神大との一戦を迎える。

 前節の日体戦は劇的な勝利だった。後半1点のビハインドを背負うも、自分たちのサッカーを貫き、すぐさま同点に。そのまま引き分けで終わるかと思われた後半ロスタイム劇的な展開が待っていた。カウンターから、武藤嘉紀(2年=F東京U-18)が仕掛けると一人でそのまま持ち込み得点。混戦模様の残留争いの中で、非常に大きな勝ち点3を獲得した。

 5試合ぶりの勝利を挙げ、チームの雰囲気が上向いているのは確か。ここ数試合では内容も伴ってきており、ここから更に順位を上げていくことが期待できるだろう。さらに、朗報なのが久しぶりにベストメンバーで試合に臨めそうだということ。後期の試合、ここまで松岡淳副将(4年=慶應義塾湘南藤沢高)、武藤など攻守のキーマンを欠いていただけに、大きな戦力アップになりそうだ。

対する、神大は現在勝ち点16の11位。降格圏内に沈んでおり、1部残留に向けて、慶大同様苦しい戦いが続く。とはいえ、内容は決して悪くないだけにここからの巻き返しも十分考えられる。前節残留争いのライバルである順大に敗れてしまっただけに、今節の戦いは勝利だけが求められるだろう。
 
残留をかけた両チームにとっての大一番。意地とプライドがぶつかり合う、そんな好ゲームを期待したい。

(文 慶應スポーツ新聞会 石塚大樹)

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