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[スポ東]遊馬の決勝弾で無敗の神大撃破!

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[5.18 第88回関東大学サッカーリーグ戦・前期2部リーグ第9節 東洋大1-0神大]

 前節、東農大に快勝した東洋大は、ここまで無敗の神大に挑んだ。前半は、神大の積極的な攻撃に押され気味だったものの、浅沼の安定感のある守りもあり選手全員が我慢強く試合を進め、無失点で終える。後半は相手の足が止まり始めると東洋大が主導権を握り、81分に遊馬が先制すると、そのまま1対0で勝利した。

<得点者>
82分 遊馬

<警告>
80分 遊馬

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(4年=成立学園高)
▽DF
石坂元気(3年=広島ユース)
田口慎太郎(4年=帝京高)
郡司昌弥(3年=柏U-18)
池田稔樹(3年=桐生一高)
▽MF
郡司直哉(4年=水戸葵陵高)
小山北斗(3年=帝京高)
74分→原田守(1年=藤枝東高)
斉藤昂太(4年=八千代高)
仙頭啓矢(2年=京都橘高)
▽FW
遊馬将也(3年=武南高)
90+1分→小山大貴(3年=大宮ユース)
平石直人(4年=帝京高)
67分→小島正之介(3年=常総アイデンティU-18)

 前半は神大の激しいプレスに苦しめられ、なかなかチャンスにつながらない。16分、相手に中央を崩されるも浅沼がナイスセーブ。反撃は24分、斉藤のパスを受けた平石がドリブルで仕掛けペナルティエリア内で倒されるもPKは取れず。27分に遊馬がようやくチーム初シュートを放つも、ゴール上に外れてしまう。29分、相手に崩され先制点を奪われそうになるも、浅沼がまたもスーパーセーブを見せ、ゴールを割らせない。34分、ネットを揺らされるもオフサイドの判定。守備に追われる時間が続くも浅沼を中心に体を張って守り、なんとか無失点で前半を終えることができた。

 後半、相手の運動量も落ち、東洋大が優勢になる。46分にCKを獲得すると、斉藤から遊馬にボールがわたり、ヘディングシュートを打つも惜しくも外れる。続けて49分、平石がシュートを放つも枠を捉えきれない。斉藤が64分、左足でシュートを放つもゴールの上をいく。前半とは違い、積極的な攻撃を続ける東洋大は66分、平石から巧みなドリブルをする小島へと選手交代。70分には相手にゴール前でパスをつながれるも、東洋大のペースは崩れない。73分、小山北と交代し初出場の1年生・原田がピッチに立つ。古川監督が言うように、原田は初出場ながら守備面でおおいに活躍した。なかなかゴールが決まらない中、81分、ついに遊馬が魅せる。相手のDFのパスミスを奪い、GKの隙を逃さずループシュートを放つとボールがゴールに吸い込まれた。前半、選手全員が我慢強い守備を強いられていたこともあり、後半でゴールを奪えたことは選手たちを喜ばせた。アディショナルタイムはうまくパスを回してボールを確保し続け、辛くも1-0で逃げ切った。

 この試合は、前半苦しんだものの、選手全員が我慢強い守備を見せ、狙い通り後半で巻き返すことができた。首位の神大に勝てたことは選手にとっても自信につながる大きな勝利となった。古川監督は耐え続けた前半の試合は少しずつ成長できている証拠だと言う。次節の青学大は簡単に勝てる相手ではないが、今回の反省も生かしてこの勢いのまま勝利を目指していく。

(文 スポーツ東洋 吉谷あかり)
(写真 村田真奈美、国府翔也)

[次節試合予定]
第10節・5月25日青学大戦(13:50@東洋大朝霞G)

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