[慶應スポーツ ゲキサカ版]

　慶大は前節、順大との上位対決に敗れて5位に転落してしまった。巻き返しを誓う今節は、最下位に沈む筑波大と対戦する。

　12節を終えて失点数はわずかに8。守備から試合のリズムをつかむことを目指す慶大にとって、結果だけをみればここまで狙い通りの戦いができているといえるだろう。ただ、前節はセカンドボールへの反応に課題を残した。これの攻防で優位に立ち、安定感のあるゲーム運びをしたい。

　筑波大との前回の対戦では、ボールをつないで攻める相手に対し、自分たちのスタイルが見事に的中。セットプレーから挙げた得点を守り切り、理想的な形で勝利を収めた。今節でも、手数を掛けない攻撃から先制点を奪えるかがポイントとなるだろう。

　選手たちは、連敗をしないことが大事だと口を揃える。再浮上を果たすために、そしてインカレに出場するために、いつも以上に勝利にこだわるゲームを期待したい。


(文 慶應スポーツ 木下彰)


[次節試合予定]

第14節 9月20日 筑波大戦 (11:30@味の素スタジアム西競技場)

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