[慶應スポーツ ゲキサカ版]
　慶大は前節の明大戦でまさかの4失点を喫し、順位を6位まで落とした。目標のインカレ出場のためにはなんとしても勝利の欲しい今節は、現在勝ち点が並ぶ国士大を相手に迎える。

　後期開幕以降、失点が目立つ慶大の課題はやはり守備面に向けられる。今季は全員で守ってカウンターから仕掛けていく堅守速攻の戦術で臨んだ。前期にはこれが見事フィットし、リーグ最少失点という成長ぶりを見せた。しかし、後期順大戦での敗戦以来、特にセットプレーからの簡単な失点により、自分たちのサッカーが発揮できなくなっている。守備の再生が急務の課題であると言えよう。

　今節の相手・国士大は、昨年インカレ準優勝を果たした強豪チーム。スピードを武器に今季もリーグ優勝を狙い、前節の中大戦では大量得点で圧倒の強さを見せつけた。慶大のディフェンスラインを揺るがすであろう攻撃陣に、どう立ち向かうか。守備を見つめ直し、もう一度勝利の流れを取り戻してほしい。


(文 慶應スポーツ 池田麻里子)


[次節試合予定]

第16節 10月5日 国士大戦 (11:30@中央大学サッカーグラウンド)

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