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[関西]1部全日程終了! 関学大が阪南大との接戦を制して5位フィニッシュ、全国ラスト1枠決定戦へ:後期延期分

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勝ち越し弾を決めた関学大FW木村勇大(26番)がベンチに向かう

第98回関西学生サッカーリーグ1部


 第98回関西学生サッカーリーグ1部の延期分が13日に行われた。関西学院大阪南大と対戦し、4-2で勝利。順位を5位に上げ、今季リーグ戦を終えた。この結果により、2021年1月6日から開催される「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!」に出場する関西4枠が決定。大阪体育大、阪南大、甲南大桃山学院大となった。5位・関学大は残る1枠を懸け、今月19日、20日の決定戦に出場する。

 関学大と阪南大の対戦は、阪南大が先制。前半39分、MF稗田圭吾(4年=福岡U-18)が左CKを蹴り、DF福宮弘乃介(4年=東海大翔洋高)がヘディングシュートでゴールを決めた。しかし関学大も前半終了間際にMF平山湧喜(2年=藤枝明誠高)がCKからのこぼれ球を押し込み、1-1と試合を振り出しに戻す。

 次にスコアを動かしたのはまたしても阪南大。後半18分、FW福羅光希(3年=阪南大高)のアシストをDF真瀬拓海(4年=市立船橋高/仙台内定)が仕留め、2-1と再びリードをつけた。だが、シーソーゲームはここで終わり、それ以降は関学大が猛反撃を仕掛ける。

 関学大は後半28分、MF藤井敦仁(4年=広島皆実高)のパスをFW木村勇大(2年=大阪桐蔭高)が決め切り、再び2-2と同点に。木村は同34分にもDF本山遥(3年=神戸U-18)のアシストからゴールを決め、3-2と逆転に成功する。さらに、試合終了間際には、藤井のパスをFW山見大登(3年=大阪学院高/G大阪内定)が決め、ダメ押しの4点目。関学大が4-2で勝利を収めた。

 関西大京都産業大の試合は接戦に。序盤は関大が攻め立て、前半17分にMF沼田駿也(3年=摂津高)が、同24分にはDF坂口貴哉(4年=興國高)が立て続けに得点を決め、前半を2-0で折り返す。

 京産大も後半22分にMF福井和樹(1年=G大阪ユース)が1点を返すが、関大はその3分後、FW福原涼太(4年=静岡学園高)がヘディングシュートでチーム3点目を挙げる。さらに関大は同32分にも沼田がドリブルシュートを決め、4-1と点差を広げた。

 京産大は終盤に反撃。後半34分にDF吉木大喜(2年=G大阪ユース)、その2分後にFW今岡陽太(3年=大阪桐蔭高)が得点を決めて追い上げるが、そのまま試合終了。関大が逃げ切り、4-3で接戦を制した。

 関西学生1部リーグは全日程を終了し、順位が確定。「#atarimaeni CUP」出場の上位4枠は大体大、阪南大、甲南大、桃山大に決定した。また、今節に関学大が順位を5位に上げたため、「#atarimaeni CUP」出場枠の最後のひとつである第5代表決定戦への出場が決定。来週に行われ、1部5位・関学大、2部A1位・大阪経済大、2部B1位・姫路獨協大、3部A1位・天理大の4校で最後の椅子が争われる。

結果は以下のとおり
【延期分】
※無観客開催のため、日時および場所は非公表
関西学院大 4-2 阪南大
[関]平山湧喜(45分+2)、木村勇大2(73分、79分)、山見大登(90分+5)
[阪]福宮弘乃介(24分)、真瀬拓海(63分)


関西大 4-3 京都産業大
[関]沼田駿也2(17分、77分)、坂口貴哉(24分)、福原涼太(70分)
[京]福井和樹(67分)、吉木大喜(79分)、今岡陽太(81分)


・順位は下記のとおり ☆は全国大会出場、★は第5代表決定戦へ
☆1位:大阪体育大     :勝ち点24/率2.182
☆2位:阪南大       :勝ち点20/率1.818
☆3位:甲南大       :勝ち点20/率1.818
☆4位:桃山学院大     :勝ち点20/率1.818
★5位:関西学院大     :勝ち点20/率1.818
6位:びわこ成蹊スポーツ大 :勝ち点19/率1.727
7位:立命館大       :勝ち点17/率1.700
8位:関西大        :勝ち点13/率1.300
9位:同志社大       :勝ち点12/率1.091
10位:京都産業大      :勝ち点11/率1.000
11位:大阪学院大     :勝ち点7 /率0.636
12位:近畿大       :勝ち点1 /率0

●第98回関西学生リーグ特集

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