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「九州無敗」を目指す福岡大が3試合を残して3年ぶりV決定

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後半23分に追加点を決めたFW山口隆希(右、4年=鳥栖U-18)

 九州大学サッカーリーグ上位ファイナルリーグの第11節が29日に行われ、福岡大九州共立大に2-1で勝利し、3年ぶり19回目の優勝を確定させた。

「九州無敗」を目標に掲げる福大が、3試合を残して3年ぶりの九州王者を決めた。勝てば自力で優勝を決めることになった九州共立大戦では、前半9分にMF北條真汰(3年=鹿児島城西高)がPKを決めて先制。後半23分にはFW山口隆希(4年=鳥栖U-18)のゴールで加点すると、相手の反撃を1点で凌いで、2-1で逃げ切った。

 今季の福大の九州内での敗戦は、天皇杯福岡県予選の決勝でギラヴァンツ北九州にPK戦の末に敗れた1敗のみ。リーグ戦ではもちろん無敗、さらに引き分けも2試合(ファイナルリーグは1試合)と、2位以下に大差をつけて独走している。

 15年シーズン以来の無敗優勝が現実味を帯びているが、児玉進二コーチは「九州大学リーグは通過点」と強調。「今年度の目標、『九州無敗』『元日国立』を目指し、さらに精進して参ります」と勝って兜の緒を締めた。

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