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三笘薫に続け!筑波大から4選手がJリーグへ、2選手は王者神戸に入団!!山内翔「大学サッカーの発展のためにも」

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 筑波大は25日、Jリーグ内定者記者会見を行った。J1王者のヴィッセル神戸に入団するMF山内翔(4年=神戸U-18)とGK高山汐生(4年=湘南ユース)は「勝利に貢献できるように頑張りたい」と声を揃えた。

 4選手を送り出す小井土正亮監督は、「近年で言うと三笘薫のような世界で活躍するような選手が出てきている。共通するのは高校生の時にトップに昇格が叶わずに、大学に進学して、ここで研鑽を積み、成長してくれた。インカレ優勝の願いは叶わなかったが、これからのサッカー人生の中で悔しい経験も糧にしていってくれると思う」と今後の活躍に期待を寄せた。

以下、4選手コメントと小井土監督の選手紹介

●MF山内翔(4年=神戸U-18/神戸内定)
「中高6年間を過ごしたクラブに戻れることを嬉しく思います。1日でも早く、勝利に貢献できるように頑張ろうと思います。この4年間がなければ、自分自身はここまで成長することはなかった。在校生もそうだし、出会ってくれた先輩方、筑波に来なかったら今の自分はないと心から言えるので、恩返しの思いを背負いながら、大学サッカーのこれからの発展のためにも、自分が少しでも活躍したいと思います」

小井土監督
「彼なしでは今年は考えられないくらいのキャプテンシーを発揮してくれた。下級生も彼を慕っていたことで、チームがまとまっていた。1年生のころはわがままで、やんちゃで、という選手でしたが、こうして大人になっていくのをみるのも大学サッカーの楽しみだなと経験させてくれました」

●GK高山汐生(4年=湘南ユース/神戸内定)
「J1チャンピオンチームに加入できることを嬉しく思います。翔も言っていましたけど、この4年間がなければプロに行けなかったと思うし、ここで出会った指導者を含め、チームメイトに感謝しています。自分が幼いころにプロサッカー選手をみて憧れたように、小さい子供たちに少しでも夢を与えられる選手になって、神戸の勝利、タイトルに貢献できるように頑張っていきたいと思います」

小井土監督
「190cmという恵まれている体格を持ちながら、おじさんがプロレスラーという記事も出ていますが、先天的なものをどう花開かせようかと苦労した。順風満帆ではなかったが、最後の最後に神戸と契約できた選手です」

●MF瀬良俊太(4年=大宮U18/富山内定)
「自分もこの4年間で大きな変化をさせて貰ったと思う。小井土さんを始め、中西さんとの出会いがあったり、いろんな方に出会って自分を変えてもらった。富山に瀬良が加入してよかったと思ってもらえるような活躍が出来ればいいと思っています」

小井土監督
「僕の好きな選手のタイプで、なかなか花を開かせることが出来なかったが、4年生になって、覚悟を決まった部分もあるし、テクニカルアドバイザーの中西哲生さんのご指導もあって、彼のテクニックが生きるシーズンになった。こうやってプロのキャリアを進めてくれることを嬉しく思います」

●DF林田魁斗(4年=C大阪U-18/FC大阪内定)
「生まれ育った関西の地で、プロサッカー選手をスタートできることを嬉しく思っています。自分も苦しい4年間でしたが、たくさんの人のおかげで頑張ることが出来た。自分もサッカー選手を見てたくさん夢を貰ったり、感動させてもらった。次は自分がたくさんに人に夢や感動を与えられるような選手になりたい。FC大阪に欠かせない選手になって、J3優勝、J2昇格に向けて頑張りたいです」

小井土監督
「当時あったC大阪U-23でJ3の試合にも何試合も出ていたし、いつでもプロで戦えるというところで進学してきてくれた。足元があまりうまくないというところで一生懸命やってきた選手。4年生になって出場機会が少なくなったが、後輩の見本になるような立ち振る舞いをしてくれた」

●第97回関東大学リーグ特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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